青い目の福娘より福もらう 水玉をためて葉牡丹煌めけり 箸置きの絵柄それぞれ小正月 凍蝶をぢっと見ている我ひとり
透き通る冬至十日の夕間暮れ 桜草の産毛煌く日の光 南天の実のすっかりと奪はれて 旅終えて庭一面に水仙花 枯木立すかして見ゆる昼の月 枯蓮の池の暗がりおどろしく 職権と女性弁護士言ふ師走 時雨きて庭師いっぷく軒の下雪原に落葉松の影ただ長し きのふ食…
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