赤とんぼゆきあひの空羽透くる 昨年、先生が倒れられて句会が休みになったとき、夏と秋の色混ざり合ふ空広し、という句を作っていたが、今年「ゆきあいの空」という言葉を知った 古今和歌集にもあるらしい 彼岸花土手に狐の雨が降る 野牡丹の散り敷く朝のみ…
今年の夏はなんと長く暑かったことだろう 少し涼しくなったとはいえ、まだクーラーの風直撃の場所に座って気持ちいい アーケード薄日差し込む極暑かな 出かけ際、あんまりきれいなのでノボタンをぱちり 夫を待たせていた、いらちの彼、あわてて敷石の上にカ…
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