縦笛や古希の手習い春の風 梅見して梅が一番好きと思ふ やはらかき夕日蓬けしねこやなぎ 白子干つかみ量りに足すおまけ 枝先にこぼるる光枝垂れ梅
きびしさのあとのやさしさ四温の日 沈黙や絵踏なき世の神畏る 夕暮れの紅梅あたりぽっとして もしかして初音を聞けり今日は吉
氷河湖のコバルトブルー冴え冴えて 蝋梅や近付き見上ぐ空の青 寒禽や声こだまして原生林
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。