◎言ひたげに纏ふちひさき夏の蝶

平成26年6月より「松の実句会」

4月、橋本博先生お亡くなりになり、美陵句会は絶えるけれど先生への感謝は忘れまい。
もっと、もっと、お教え願いたかった。

夏の蝶といえばアゲハをイメージするけれど、小さいのも。
そうして、まといついてくるのだ、何か言いたげに。
ももが生まれ変わってきたように、蝶が来るといつも思う。

◎折鶴のうまく折れずに夏夕

朝顔の蔓伸びしまま夫の病む