燦然と朱塗りの社若緑

4月9日 平安神宮の枝垂れ桜は満開だった

朝寝する日の明るさも音もなし
竹箒さかさに立ててのどかなり
一人ボール蹴る少年日の永し
ビロードのやうな若葉の幾重にも

若楓透かせて空の青さかな


ご近所のとてもきれいな奥さんが、腹立たしげに箒で道路の落ち葉を掃いているのを目撃した。
春落ち葉は掃いても掃いてもやりきれい。
私も自宅の落ち葉を掃くとき、つい、この前の美人の様子が目に浮かぶ。
先生に○はもらえなかったのだけれど自分では気に入っている。
腹立たしいというような言葉は使わないほうがよいのかもしれない。

春落ち葉腹立たしげに掃く佳人