目を閉ぢて泰山木の花の下

もう何年も前の今頃の時期、近くの農林センターで泰山木の花にはじめて出会った
いつのころからか、その農林センター、犬の「持ち込み」も禁止になって、momoと一緒におさんぽすることもできなくなり、しばらく足も遠のいている

雨滴ため藤の花揺れてをり

泰山木を植えたい、という欲求にかられるが狭い我が家の庭にもう余地はない
代わり、というほどではないが、ふと植えてみた藤、恐ろしいほどのすさまじい勢い
かつて、藤原一族が「藤」をシンボルにしたというのにも頷ける

俳句のH先生がまた入院なさって、今はリハビリ中
偶然にもコーラスのK先生も俳句をされていて、先日、コーラスの遠足(?)でご一緒した折にお話しする
H先生はとても偉い先生で、とよくご存じのようで感激
ほら、私の目に狂いはなかったでしょ、と
来月から句会が再開されるとの知らせも受けた
だが、先生のお体を思うと、遠くからお越しいただくのがお気の毒

浄土へと向かふ足音練供養

麦の秋貨物列車の二分する

蓑ひとつだに無き七重八重の山吹
こちらは黒い実をつける一重、、、さながら蝶のように風にひらひら

マーガレットの寄せ植えの鉢に忘れていた勿忘草が咲いていた




一斉に花水木咲くストリート

桜が終わったら、待っていたかのように花水木が一斉に咲きだした